第一次世界大戦中に兵士に支給されたM-1910 Meat canと、ナイフ、スプーン、フォークのセットです。

・Meat can
ハンドル部分の先端に、
U.S.
L.F.&C.
1918
と刻印が薄くあります。

L.F.&C.は製造会社の[Landers, Frary & Clark]です。

M-1910 Meat can は、1918年途中に蓋が深いタイプ(M-1918)にスペックが変更されます。
本品はスペック変更後の蓋が深いタイプで、浅い物と比べると残存する数が少なくコレクターに人気があります。

素材はアルミニウム製で、ハンドル部分のみ鋼鉄製でメッキが施されています。

カトラリーによるスクラッチ痕が有りますが、凹みや腐食がなく100年前のヴィンテージとしては良好な状態です。

・ナイフ
A.C.CO. 1918
と刻印があるので[ American Cutlery Company ]の1918年製です。ハンドル、ブレードに腐食のない美品です。

・スプーン
C.P.C. 1918
と刻印があるので[Charles
Parker Company]の1918年製です。

・フォーク
W.B.D. 1918
と刻印があるので［William B. Durgin Company ］の1918年製です。

アメリカWW参戦中大戦中(1917〜18年)に製造されたスプーンとフォークは、鋼鉄にメッキが施されたタイプで、残存するものは経年によりメッキが剥がれているものがほとんどです。
本品は珍しくメッキがしっかり残っている美品です。

コレクションとしてだけでなく、実用にもお使いいただけるグッドコンディションです。

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